デイ、スイングで18万円の儲け 日経平均株価は 46円高 2022年5月11日,水曜日

売買

日本通信とDLEを売買して18万円の儲け

5月11日材料

日本通信、22年3月期決算は純損益2.9億円の黒字 7年ぶりの黒字

5月10日材料

■アートSHD <3663>  900円 (+82円、+10.0%)

 アートスパークホールディングス <3663> [東証S]が5日ぶりに急反騰。一時11.8%高の915円と4月21日ザラ場以来となる900円台を一気に回復した。前週末6日取引終了後に発表した22年12月期第1四半期(22年1-3月)決算は、営業利益が前年同期比8.4%増の4億5600万円と増益を果たした。対通期進捗率は23%にとどまったが、対中間期(1-6月)進捗率では62%に達していることで、これを評価する買いが入った。もっとも、決算発表後のPTSでは安くなっており、9日も朝方取引開始前は売り優勢との見方が強かった。市場では「(第1四半期は)サプライズ決算とは決して言えない内容だったが、決算前に外資系経由で貸株調達による空売りが高水準に入っていたことから、そのショートカバーを誘発した」(国内証券ストラテジスト)という見方が示されていた。同社のイラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」がドル箱商品として収益を牽引しているほか、写真や画像を3D化するメタバースサービスへの展開にも傾注しており、業容拡大への期待が強い。

■すららネット <3998>  1,104円 (+93円、+9.2%)

 すららネット <3998> [東証G]が3日ぶりに急反発。前週末6日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高5億5900万円、営業利益2億3100万円、純利益1億6600万円となり、前年同期は単独決算のため比較はないものの、単独決算との比較では実質12%増収、26%営業増益となったことが好感された。 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う通塾の自粛により、塾マーケットでは生徒数が減少したものの、20年度から始まった政府のGIGAスクール構想などの効果で学校マーケットは堅調だった。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高24億2600万円、営業利益4億7600万円、純利益3億500万円の従来見通しを据え置いている。

■リミックス <3825>  499円 (+39円、+8.5%)

 リミックスポイント <3825> [東証S]が3日続急伸。9日正午ごろ、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が273億8700万円から287億5300万円(前の期比2.2倍)へ、営業利益が63億2000万円から82億500万円(前の期28億8800万円の赤字)へ、最終利益が50億6000万円から69億1300万円(同29億7400万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。電力先物市場における取引価格が上昇したことで電力先物取引証拠金について期末に実現損益及び評価損益を計上したことに加えて、暗号資産交換業を営む連結子会社ビットポイントジャパンが、エイダ(ADA)やジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)などの取り扱いを開始し販売所取引の取引量が増えたことなどが寄与した。

■川崎汽 <9107>  7,720円 (+560円、+7.8%)

 東証プライムの上昇率3位。川崎汽船 <9107> [東証P]が急反発。9日午前11時30分ごろに発表した23年3月期業績予想で、売上高7800億円(前期比3.0%増)、営業利益410億円(同2.3倍)、純利益4600億円(同28.4%減)と営業増益を見込むことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた自動車船事業の回復を見込む。また、サプライチェーンの混乱により需給が逼迫し運賃率が高水準で推移したコンテナ船事業は、市況の調整が予想されるものの、依然として高い水準が継続すると予想する。なお、22年3月期決算は、売上高7569億8300万円(前の期比21.0%増)、営業利益176億6300万円(前の期212億8600万円の赤字)、純利益6424億2400万円(前の期比5.9倍)だった。

5月9日材料 

ヤマダH ストップ高 22年5月6日に、上限1000億円、2億株の自社株買いを設定したことが好感された。この自社株買いは、自己株式を除く発行済株式の約24%に当たる。規模感の大きさから、ポジティブサプライズと取られた模様だ。ヤマダHDの株価は直近、21年3月に付けた620円をピークに380円規模まで下落し、低調が続いていた。業績としては19年3月期には営業利益278億円まで縮小していたが、21年3月期の営業利益は920億円と、最盛期の10-12年に近い水準に回復していた。なお6日同時に発表した22年3月期決算では、営業利益が657億円で前年比28.6%減となったが、当初予想から変動はなく意外感はなかったと見られる。

5月6日材料

政府は6月をメドに外国人観光客の新規受け入れを再開する調整に入った。大型連休明け2週間ほどの新型コロナウイルスの感染状況を見極めて判断する。まずは旅行会社などが管理しやすい団体旅行から認める案がある。月内にも方針を決める。日経新聞

FNNが5日、岸田首相が日本時間同日、イギリス・ロンドンの金融街シティで講演し、日本の水際対策を6月に大幅に緩和する考えを示したと報じたことが材料。
報道を受けて、インバウンド増期待から、ココカラファイン、ラオックス<8202>、日本空港ビルデング<9706>、日本エマージェンシーアシスタンス<6063>、HANATOUR JAPAN<6561>などが高い。トレーダーズ・ウェブ

5月1日材料

ブイキューブ<3681>が急騰、投資資金が集中し150円高はストップ高となる1069円まで買われる人気となった。前週28日に22年12月期第1四半期(22年1~3月)決算を発表、営業利益は前年同期比52%減の3億9000万円と低調だった。ところが、きょうは朝方こそ前週の終値近辺でスタートしたものの、その後は大口の買いがなだれ込み一気に株価水準を切り上げる展開となっている。市場では「第1四半期の業績悪化は想定内で、上期計画比で進捗率が46%とまずまずの水準を確保したことで、ネガティブ材料とはなりにくかったようだ。日証金では大幅に売り長で逆日歩がついており、貸株調達による空売りなども考慮すると、実質的には需給事情による踏み上げ相場の色が強い」(準大手証券ストラテジスト)としている。あらゆる業界のイベントをメタバース化する「メタバースイベントサービス」を立ち上げていることで、「Web3」関連の有力株としてテーマ性を内包していることも人気素地につながっている。

モイは、2022年3月24日、東京証券取引所に上場承認され、2022年4月27日にIPO(新規上場)することが決定した。
 モイは2012年2月29日に設立された。ライブ配信サービス「ツイキャス」のサービス企画、開発、運営を主たる業務としている。「ツイキャス」によるライブ配信コミュニケーションプラットフォーム事業を展開している。
「ツイキャス」は、ユーザーが、PC、スマートフォン、タブレット等からウェブブラウザや専用のアプリを使って、動画や静止画・音声をライブ配信することができるサービス。ユーザーは自ら実際にライブ配信を行う配信者と、そのライブ配信された動画や音声を視聴する視聴者に大別される。ユーザーはライブ配信及びライブ配信の視聴を原則として無料で行うことができる。ライブ配信サービス「ツイキャス」 ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画、開発、運営を行う。ユーザーがPC、スマートフォン、タブレット等からウェブブラウザや専用のアプリを使って、動画や静止画・音声をライブ配信することができるサービス。10代・20代前半の男女を中心にユーザーを獲得し、2021年7月末時点の累積登録ユーザー数は3,360万。
 サービスの健全性を巡るリスクも指摘されているが、「ツイキャス」は若年層を中心にユーザー数を伸ばしており、話題性のあるIPOだろう。想定価格水準の予想PERは新興IT株としては過大感のある水準でなく、公開規模もさほど荷もたれ感のない水準となっている。
 公開規模については10億円台前半となる見込み。ただ、ベンチャーキャピタルの出資がまずまず多く、公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除される。

4月27日材料

【FPG <7148> [東証P]】 ★上期経常を43%上方修正、通期も増額、配当も8円増額
 ◆22年9月期上期(21年10月-22年3月)の連結経常利益を従来予想の45億円→64.2億円に42.7%上方修正。リースファンド事業で収益率の高い案件の出資金販売が好調だったほか、不動産ファンド事業で投資家からの強い引き合いが継続し、積極的な組成を行うとともに販売が増加したことが要因。
  併せて、通期の連結経常利益も従来予想の80億円→100億円に25.0%上方修正。増益率が55.4%増→94.3%増に拡大する見通しとなった。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→40円(前期は18.5円)に増額修正した。